過去の所属メンバー(五十音順)
淺間 一
飯島 悠介
石田 靖
大江 展之
梶原 拓也
金崎 裕之
佐藤 正憲
澁谷 宏樹
鈴木 達朗
高井 賢
竹市 八重子
仁野 元太
濱崎 峻資
本間 君枝
松實 崇博
山下 祐介
山中 哲志
山中 孝文
湯淺 知英
王 婭
川野 倫輝
小出 和政
Language
THE UNIVERSITY OF TOKYO,
SCHOOL OF ENGINEERING
東京大学大学院工学系研究科
「i-Constructionシステム学」 寄付講座
概要
「i-Constructionシステム学」
寄付講座の趣旨
社会インフラの建設企画・調査段階から維持管理・運用段階までのプロセスにおいて、IT、IoT、空間情報処理技術、ロボット化技術等を
活用することで生産性向上を図ることが可能な i-Construction を実現するためのシステム開発を行うことを目的とする。
さらに、そのシステムを実践するプロフェッショナルを育成するため、i-Construction システム学を構築する。
i-Constructionを実現するための
システム開発を目指し、以下の課題に取り組む。
インフラデータ
プラットフォームの
開発とデータの利活用
システムの開発
スペックマネジメント
システムの開発と
新構造形式の創出
サイバー空間における
仮想建設システムの
開発と
新施工システムの創出
サプライチェーン
マネジメントシステムの
開発と新市場の創出
建設生産・管理システム
の再構築と
諸制度の在り方の提示
i-Constructionシステム学
の体系化と
教育システムの開発
メンバー
小澤 一雅
特任教授
[ 兼務 ]
専門は建設マネジメント。1988年自己充填コンクリートの開発に成功し、その製造・施工・一般的設計法を示した「ハイパフォーマンスコンクリート」を1993年に出版(岡村甫・前川宏一と共著)。コンクリート構造物の施工に関する研究から、公共調達や建設事業のマネジメント問題、さらに社会基盤システムに関する研究に取組み、「社会基盤マネジメント」を2015年に出版(堀田昌英と共編著)。2017年より本寄付講座の立ち上げに尽力し、現在、特任教授。国土交通省i-Construction推進コンソーシアム企画委員会委員、土木学会建設マネジメント委員会i-Construction特別小委員会委員長。
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i-Constructionシステム学寄付講座の活動概要
堀田 昌英
教授
[ 兼務 ]
専門分野は社会基盤マネジメント,社会的意思決定.2021年5月より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授.コンフリクトを伴う集団意思決定の支援システムを開発し,国内外の社会基盤整備事業に適用してきた.現在は建設生産・管理システムの制度設計,群知能を活用した建設工事の自動化等に取り組む.著書に『社会基盤マネジメント(小澤一雅と共編著)』,『海外インフラ整備プロジェクトの形成(藤野陽三,赤塚雄三,金子彰,山村直史と共著)』他.2020-21年度土木学会建設マネジメント委員会委員長,同i-Construction小委員会幹事長.
太田 順
教授
[ 兼務 ]
1989年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了.同年新日本製鐵(株)入社.91年東京大学工学部助手.94年同講師.96年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻助教授.2007年同准教授.2009年4月同教授.同年6月東京大学人工物工学研究センター教授.2019年東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター教授.この間96-97年Stanford大学Center for Design Research 客員研究員,2015-21年華南理工大学客員教授.日本ロボット学会(2016),日本機械学会(2021)フェロー.マルチエージェントロボット, 身体性システム科学, 大規模生産/搬送システム設計と支援, 人の解析と人へのサービスの研究に従事.博士(工学).
専門は応用力学。1984年Micromechanics of heterogeneous materials (S. Nemat-Nasserと共著)、2018年Introduction to computational earthquake engineeringを出版。スーパーコンピュータの地震・津波防災利用の研究プロジェクトを主導し、高性能計算有限要素法と都市地震シミュレーションの実用化を進める。2017年より防災に関する戦略的イノベーション創造プログラムのプログラムディレクタ。2018年より海洋研究開発機構にて、数理科学・先端技術の研究開発を開始。2019年6月より 寄付講座の特任教授。
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インフラデータプラットフォームの設計および橋梁への活用例
1990年に,筑波大学 知能ロボット研究室に所属して以後,一貫してロボット研究に従事している.特に,2011年の東日本大震災以降,災害対応ロボットや無人建設機械を中心としたフィールドロボットに関する研究開発に従事.モットーは「役に立つロボット」.2012年には,不整地移動探査ロボットに関する研究で競基弘賞学術業績賞,2018年には,火山調査ロボットの研究開発で第8回ロボット大賞国土交通大臣賞を受賞.2019年より,本寄付講座の特任教授.国土交通省 次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会 委員,日本ロボット学会 学会誌担当理事.趣味はテニス.
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油圧ショベルによる掘削時の埋設物損傷回避動作の研究開発
亀田 敏弘
特任研究員
[ 兼務 ]
2019年4月から現職(筑波大学システム情報系教授と兼務)。要素技術の特性を活かしたシステム開発に注力。現在,インフラデータプラットフォームを用いて社会基盤データを多方面に利活用する統合評価システムのプロトタイプを開発中。これまで,センサ群を用いた構造物の健全性評価システム,微小噴圧発生検知デバイスによる眼圧計測システム,LPWAN・人工衛星による電源喪失時に稼働可能なデータ収集システムなどの研究開発に従事。土木学会構造工学委員会鉄道工学連絡小委員会委員長。
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河川の統合管理を目指した インフラデータプラットフォームの活用
2022年4月より東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻教授。空間情報処理技術、センサ情報処理技術、ロボット化技術に興味を持ち、画像を用いた3次元計測、ロボットの動作計画、ロボットによる環境センシングなどの研究に従事。極限環境センシング、極限環境作業ロボットの遠隔操作、画像処理・音響信号処理を用いたコンクリート構造物の自動点検の研究に取り組んできた経験を活かし、本寄付講座では特に建設機械の遠隔操作、ロボットを用いたインフラ点検の研究などに精力的に取り組む。
本田 利器
国際協力学専攻・教授
[ 兼務 ]
全 邦釘
特任准教授
[ 専任 ]
2003年東京大学工学部を卒業後,2010年にWayne State UniversityでPh.D.の学位を取得.その後,Yonsei University,愛媛大学を経て,2019年4月より本寄付講座特任准教授.2016~2018年度には,「SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術」において,四国地区の研究代表者として四国地区に新技術を実装するための取り組みを行った.本講座では,AI,IoT技術を活用したインフラ建設,維持管理の生産性向上に向けて取り組んでいる.土木学会構造工学委員会「構造工学でのAI活用に関する研究小委員会」委員長.
ルイ笠原 純ユネス
特任講師
[ 専任 ]
2016年6月エコール・セントラル・ド・リヨン,Diplôme d’Ingénieur 取得. 2019年9月東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻 博士課程修了. 博士(工学). 同専攻特別研究員を経て2022年4月より同専攻特任講師. 内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム」ならびに,社会連携講座「インテリジェント施工システム」などのプロジェクトに関わる. 機械学習,センサ信号処理,自動化アルゴリズムに興味を持ち,打音検査の自動化,無人化施工に関する研究に取り組んでいる.
谷島 諒丞
特任助教
[ 専任 ]
2019年9月,東北大学大学院工学研究科博士課程後期を修了.同年9月より,本寄付講座の特任研究員.専門はフィールドロボティクス.大学院では,火山探査ロボットに関する研究開発に従事.火山環境におけるクローラ型移動ロボットの障害物乗越えに関する研究やUAV吊下げ型火山噴出物採取装置の開発を行った.本寄付講座では,建設機械のロボット化に関する研究に取り組んでいる.
松下 文哉
特任助教
[ 兼務 ]
2018年10月 寄付講座に着任。これまでは建設会社にて,国内・海外(マレーシア・ホーチミン・東京)にて施工計画・施工管理業務や,本社技術部おいてに仮設構造物の設計業務に従事。寄付講座では異なるプレイヤー間(発注者,元請,専門工事業者,資機材サプライヤー)の情報共有や手続きの合理化に着目した,ブロックチェーンを用いたサプライチェーンマネジメントシステムの開発を進めている。
藤原 圭哉
共同研究員
[ 兼務 ]
2019年9月 寄付講座に着任。これまでは建設コンサルタント会社にて、3次元点群データを活用した河川管理の検討業務、景観検討結果を踏まえた河川の護岸設計・調整池の修正設計・豪雨災害の復旧支援業務等に従事。寄付講座では、維持管理の効率化を目指すべく、データ処理プラットフォームに盛り込む各種河川管理データや堤防・護岸シミュレーションデータの整備、データを利活用した統合評価システムを開発することを大目的に研究を進めている
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3Dモデルを活用した河道特性把握
宮岡 香苗
共同研究員
[ 兼務 ]
2020年6月 寄付講座に着任。これまでは建設会社にて、国内の高速道路工事やシールド工事における施工管理業務や、仮設構造物の設計業務、建設現場の技術開発業務に従事。寄付講座では、異なる組織やシステム間での情報の連携・連動を達成するための建設情報分類体系に関する研究を進めている。
藤田 雄一
共同研究員
[ 兼務 ]
2021年10月 寄付講座に着任。これまでは建設会社にて、ダム工事、造成工事での施工管理業務や、技術研究所での施工品質向上に向けた計測技術の開発に従事。寄付講座では、建設現場での安全性向上を目的として、画像処理技術により建設機械等に用いられるワイヤーロープの欠陥を現場でタイムリーかつ容易に判定可能な、新たな点検システムの開発に取り組む。
横山 昂洋
共同研究員
[ 兼務 ]
2021年10月、寄付講座に着任(兼務)。2015年に道路会社に入社。6年間にわたって、空港や高速道路の施工・品質管理やコンクリート舗装の開発に従事。寄付講座では、アスファルト混合所の品質管理における試験の合理化とデータの信頼性確保を目的として、ブロックチェーンを活用したプラットフォームの開発に取り組んでいる。
石原 康弘
客員研究員
[ 兼務 ]
2021年より参画。これまで国土交通省において建設生産・管理システムの構築・改善、特に日本の建設産業の現状や課題を踏まえた公共工事の調達システムの改善などに取り組んだ。現在は、公共事業に関するプロジェクトマネジメントや、建設産業の働き方改革及び生産性の向上を支援する技術開発制度に関する研究を行っている。博士(工学)
土橋 浩
客員研究員
[ 兼務 ]
丸山 涼介
共同研究員
[ 兼務 ]
2023年4月 寄付講座に着任。 これまでは建設コンサルタント会社にて、下水道管路施設の実施設計、台帳システム管理、水道管網設計などの業務に従事。 寄付講座では「下水道管路施設のストックマネジメントに資する開発」を目的に研究に取り組んでいる。
矢本 貴俊
学術専門職員
[ 専任 ]
2023年4月 寄付講座に着任。これまでは国土交通省にて、治水計画(河川整備基本方針、河川整備計画等)に関する政策、河川空間の利活用(かわまちづくり、ミズベリング等)に関する政策、河川管理(洪水予報、水害対応タイムライン等)に関する政策を担当。寄附講座では、「河川の維持管理業務の効率化」を目標に掲げて研究に取り組んでいる。
安川 裕介
学術専門職員
[ 専任 ]
1983年、株式会社富士通研究所に入社.画像処理プロセッサやサービスロボット等の研究開発に従事.2006年から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)において, 次世代ロボット共通基盤開発プロジェクトの主査, インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクトのPM等に従事. 2024年4月に本寄付講座に着任. PMの仕事を補佐する.
森田 俊彦
共同研究員
[ 兼務 ]
1984年、株式会社富士通研究所に入社.コンピュータビジョン、画像処理プロセッサ、サービスロボット、磁気ディスク、モバイルサービスプラットフォーム、IoTなどの研究開発に従事.2017年よりフェロー、2020年からはエグゼクティブフェローとして、コンピューティング、AI、ネットワーク、セキュリティなどICTの重点領域における研究戦略の立案やマネジメントを行った.2023年3月に富士通を退職、2023年7月より本講座に加わり、データ連携基盤の実現と普及に取り組んでいる.
竹谷 勉
共同研究員
[ 兼務 ]
2023年7月、寄付講座に着任。これまでは鉄道会社にて、鉄道橋りょう工事、駅改良工事等の設計、施工計画、技術支援業務に従事。建設会社にて、技術開発、BIM/CIM、ICT活用の推進や、地下駅新設工事の施工管理に従事。寄付講座では、鉄筋配筋検査の施工管理、監督、検査の効率化のために、画像解析、点群データ等を用いた検査システムを対象として、新しい検査要領の策定と適用可能なシステム認証方法の研究開発に取り組んでいる。
邱 文心
特任研究員
[ 専任 ]
2024年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程を修了。同年4月より、本寄付講座に着任。専門は歩行者行動・動線解析。博士課程では、主に歩行者動線予測に関する研究を従事。深層学習を用いて歩行者の相互作用をモデル化し、ミクロな歩行者経路を予測するモデルを開発した。本寄付講座では、建設機械やロボットの挙動に関する研究に取り組んでいる。
嵐田 涼子
学術専門職員
[ 専任 ]
2023年7月 寄付講座に着任。これまでは発注者として高速道路の建設における事業管理及び施工管理を行ってきた。寄附講座では、効率的な工事発注図書の作成のため、工事変更の原因分析及び対策に関する研究に取り組んでいる。
東和田 真之
受託研究員
[ 専任 ]
2024年7月 寄付講座に着任。これまでは高速道路会社にて、維持管理の設計や、点検・補修計画の策定に従事してきた。寄附講座では、構造物諸元等のデータと点検データを活用し、AI等を用いた構造物の劣化予測診断の高度化に関する研究について取り組んでいる。
過去の所属メンバー(五十音順)
淺間 一
飯島 悠介
石田 靖
大江 展之
梶原 拓也
金崎 裕之
佐藤 正憲
澁谷 宏樹
鈴木 達朗
高井 賢
竹市 八重子
仁野 元太
濱崎 峻資
本間 君枝
松實 崇博
山下 祐介
山中 哲志
山中 孝文
湯淺 知英
王 婭
川野 倫輝
小出 和政
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関連リンク
小澤 一雅
特任教授
[ 兼務 ]
ozawa |
専門は建設マネジメント。1988年自己充填コンクリートの開発に成功し、その製造・施工・一般的設計法を示した「ハイパフォーマンスコンクリート」を1993年に出版(岡村甫・前川宏一と共著)。コンクリート構造物の施工に関する研究から、公共調達や建設事業のマネジメント問題、さらに社会基盤システムに関する研究に取組み、「社会基盤マネジメント」を2015年に出版(堀田昌英と共編著)。2017年より本寄付講座の立ち上げに尽力し、現在、特任教授。国土交通省i-Construction推進コンソーシアム企画委員会委員、土木学会建設マネジメント委員会i-Construction特別小委員会委員長。